体に優しい、無理なく移動できる家
コンセプト
50代(子)+80代(母)高齢の親子が2人で住むことを想定した、毎日の生活動線に配慮した家です。 フロア間や各部屋の移動ができるだけ楽に、スムーズになるよう工夫しました。
ポイント
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アクセントのある外観
2階の一部に出っ張ったアクセントを設け、スタイリッシュな印象を目指しました。 この空間を利用して部屋内にも棚を作り、腰をかけたりできるようにしてあります。
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くつろいで過ごせる和室
80代(母)が過ごす想定の和室。1階だけで生活を完結し、 フロア間をできるだけ移動せずに過ごせるようレイアウトしました。
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広めの脱衣室
洗面台を別に設けることで、脱衣室のスペースを広くしたので、 ここに物干しを設置し洗濯をここで完結でき、 乾いた衣類はすぐ側のウォークインクローゼットにそのまま収納することもできます。
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すべてのドアを引き戸に
人がよく出入りする居室や洗面室のドアをすべて引き戸仕様にしました。 場所を取らず、軽い力で開閉できるので部屋の出入りがスムーズになります。
間取り

設計士からの一言
設計士柳川瀬
メンテナンスも考えた設計
経年によるメンテナンスがかかることに配慮し、バルコニーを設けず脱衣室を広く取りました。 脱衣室に物干しなどを設置して洗濯を室内で完結することができます。